織田信長拵え「薬研藤四郎　やげんとうしろう」

こちらは、戦国の覇者・織田信長と共に焼け落ちた短刀、「薬研藤四郎（やげんとうしろう）」がモデル。

 
しっとりとした光沢のある黒鞘に、朱の下げ緒のコントラストが、強さを感じさせます。
 
 
柄巻きは、美しいほど真っ白な人絹で、触れると気持ちよい肌触りです。
 
また鍔は、短刀にあった洗練されたデザインで、知的な雰囲気も併せ持っています。
 
 
 
美しいのに、力強い。　柄の先端には、大胆な装飾の金具が施されています。
 
こうした細部にわたる装飾が、短刀とは思わせないほどの、存在感を感じさせます。
 
 
刃紋もくっきりと。　全長は約35.5cm、総重量は約385g。
 
そう、例えると、ひっそり身につけたくなるような、大きさです。
 
 
 
美しいながらも、印象が強い、鋭く攻撃的な装飾。
 
かと思えば、時々のぞかせる、優しく柔らかなシルエットが、そこにはあります。
 
 
 
一度、手にしたら、きっとずっと手放したくなくなる逸品です。
 
どうぞ大切に扱ってあげてください。
 
 
 
太刀や打刀をお手元に置くのに抵抗があった方でも、このサイズならご満足いただけるはずです。
 
 
 
短刀だからって、なめないでください。　
 
手にしたときの、頼もしい存在感に、きっと心躍らずにはいられない逸品です。