山鳥毛を迎える前に既に居合用の刀と銃砲刀剣類登録証付きの刀を所持していたのですが、刀剣博物館で見た山鳥毛の美しさに惚れて美術刀でも良いのでぜひ手元に置きたいと思いむしゃ処様で購入を決めました。拵鑑賞、楽しいです。
所持していた刀は祖父の形見の古備前と片山一文字の二振りなのですが、山鳥毛が届いてからその二振りとは別室に保管していたら、山鳥毛は刀掛けから落ち、別室の二振りの拵と白鞘に入れた刀身が位置を変えているような事が複数回ありました。地震があった訳でもないので自然落下は考えにくく、飼っている愛猫は刀にはまるで興味を持っていませんし、桐箪笥内の刀身とケース内の拵に至っては愛猫が入らない部屋なので悪戯であるはずもなく…むしゃ処様のサイトで拝見した『刀には心が宿る』という言葉を思い出して二振りの刀身と山鳥毛を同じ桐箪笥で保管するようにしたら、落ちたり位置が変わったりしていた三振りが嘘のように落ち着きました。
所持していた二振りは新入りの山鳥毛を作った職人さん方の丁寧な仕事が気に入って構いたかったのかな?山鳥毛は先住の刀に挨拶したかったのかな?と思っています。真相は刀のみが知る、なのであくまでも私の勝手な想像ですが。
お陰様でお迎えした山鳥毛は先住刀(?)達と仲良く並んでおります。素敵な刀を届けてくださり、有難うございました。
元々所持していた刀達よりも断然お手入れが簡単で(まだ癖で打粉をかけそうになりますが…踏み止まれてます)タフで管理もしやすく、気軽に鑑賞できるのが魅力ですね!刀掛けも余っていることだし、美術刀ならもう何振りか増やしても良いかなと思い始めています。その際は、また宜しくお願い致します。